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自宅で京都を満喫!コンテスト受賞の和庭園~西脇市M様邸~

コンテスト受賞の和庭園~西脇市M様邸

庭楽館は2018年の10月31日に、東証一部上場のエクステリア・ガーデンライフ専門メーカーの株式会社タカショーさまが主催する「第26回タカショー庭空間コンテスト」の「和と創作の庭部門」で銀賞をいただきました。

 

応募総数1484点から選ばれたのも、地域の皆さまのおかげです。感謝申し上げます。

 

今回は、受賞させていただきました西脇市M様邸について、先方のお悩みやリフォームにあたって意識したこと、具体的な施策、お客様からの感謝のお言葉などをご紹介します。

 

 

■仕事が忙しく、手を付けることのできなかった庭
M様は20年ほど前に、現在の立派なお住まいをご購入になりました。ご要望をいただいた当時、趣のある和風の庭園に憧れがあったそうです。 しかしご商売が忙しく、なかなか住まいのことまで手が回らなかったとのことでした。

 

商売もひと段落し、本格的に庭づくりをはじめようと思った際にご縁があり、庭楽館にご相談いただきました。

 

お話をお伺いしたところ、もともとお客様のご趣味は旅行とのことでした。 特に足を運んでいたのが京都で、日本ならではの情緒や趣をご堪能されることで、日々の疲れを癒やされていたそうです。

 

 

■家屋の良さを活かす、和×モダンのデザインへ
家屋の良さを活かす、和×モダンのデザイン

 

M様のお住まいは入母屋の家屋で、趣のある外観が特徴的な邸宅です。庭楽館ではこの住まいの雰囲気を活かそうと考え、「古き良き日本」をプランのコンセプトに据えました。

 

そんななかにも現代的なデザインをあしらうことで、今以上の価値を住まいに加えることを心掛けました。いわば、和風の庭園とモダンなデザインを融合です。

 

ではその具体的な工事内容について、部位ごとに見ていきましょう。

 

 

1.外周の塀

外周の塀

 

まずは通行客の目にも映る外周の塀です。和の雰囲気を演出するために「聚楽調」を選択しました。 和風建築では代表的な塗り壁で、茶室の内装にもよく使用されています。今回は砂壁を採用し、より日本的に仕上げました。

 

エバースクリーン引き戸

 

またデザインとして焦げ茶色の合成竹をあしらい、より情緒を加えたのもポイントです。 塀の下部にはエクステリア建材メーカー・タカショーの「エバーアートボード」の焼き板をセレクトし、勝手口には、これもタカショーの「エバースクリーン引き戸」を選びました。 色味を統一することで、落ち着きを加えています。

 

 

2.門柱

 

次に来客がはじめに目にする門柱です。日本古来の伝統的な技法である「版築」を用いました。版築とは土と色粉を何層も混ぜて固める工法です。

 

中国では古代から使われています。本来はにがりを混ぜることで強度を出しますが、今回はセメントを使用しました。

 

版築

 

門柱の後ろには、勝手口と同じシリーズのエバースクリーンを設置しました。 通行人の視線を遮るためです。縦格子のデザインで和の雰囲気を演出しつつも、セキュリティも高めることができます。

 

エバースクリーン

 

 

3.植栽

 

植栽をする際に生かそうと考えていたのは庭から見える山々です。すでに趣があったので、山を借景にして日本的な植物を植えました。

 

M様ご自身が購入し、大切にしている木はそのまま残すか移植しました。

 

植栽

 

なかでも生かし甲斐があったのがユキヤナギです。そのうえで奥様のご要望を尊重しシダレウメを植えました。薄緑と桃色のカラーリングのバランスも良く、庭のアクセントになっていると思います。 またご主人のご希望で、近くに古代雪見灯篭を設置して、より情緒を膨らませました。

 

隣家の境界を明確化するためのパーテーションには、タカショーのエバーバンブーボード趣ゴマを選びました。 まるで本物の竹でできたかのようなリアルさで、植栽や灯篭、砂利との相性は抜群です。

 

ユキヤナギとシダレウメ

 

お引き渡しの際、M様から「まるで京都にいるみたい。これなら旅行に出かける必要もないわ」と喜んでいただけました。 事前に打ち合わせをして、ゴールをはっきりさせられてからこそ、美しい仕上がりになったのだと思います。お客さまに喜んでいただけてホッとするとともに、当社も嬉しくなりました。

 

 

<庭楽館・担当者からのコメント>―――――

 

最初は灯籠の購入のみという予定でしたが、打ち合わせを重ねるうちにどんどん話が大きくなり、最終的には外構全体の一切を任せていただくことになりました。 工事が決まったときは嬉しかったのですが、デザインも含めて「庭楽館にすべてお任せ」でしたので、正直プレッシャーも感じていました。 結果的に気に入っていただけたので安心しましたし、美しく仕上げられたので、つくった側としても達成感があります。
(1級エクステリアプランナー 赤瀬 伸)

 

 

■大手にも評価される技術力の庭楽館にお任せください

 

そして庭楽館はこの度、M様邸の外構工事を通して「第26回タカショー庭空間コンテスト」の「和と創作の庭部門」で銀賞をいただきました。

 

「第26回タカショー庭空間コンテスト」の「和と創作の庭部門」で銀賞

 

今後ともお客様の信頼に応え続けられるよう、外構工事の会社として腕を磨き、1人でも多くのお客さまに喜びを提供できましたら幸いです。

お庭のことでお困りの方は、加東市,小野市,西脇市,三木市を中心に外構・エクステリア工事を手掛ける庭楽館まで、お気軽にご相談ください!

 

 

<庭楽館へのお問い合わせはこちらへ>
https://www.teirakukan.com/contact/
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