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ウッドデッキ1つで、家族の暮らしがこんなに豊かに変わります!

皆さんこんにちは。庭楽館です。
今回は、兵庫県加東市にお住まいのM様の、ウッドデッキの工事をさせていただいたときのお話をさせてください。

 

戸建てにお住まいで、「庭はあるけど、特に何もしていない」という方も多いのではないでしょうか?
でも、ちょっとの工夫で、家族でもっと楽しく過ごせる人生が手に入ります。
加東市のM様も、そんな素敵な暮らしを叶えた一人です。

 
建物の南側には日差しの心地よい庭がありますが、芝生や植栽がある以外は、特に何もされていませんでした。
 
そこでM様がご希望されたのは、
「庭でバーベキューをしたりして、屋外で家族団らんの時間を過ごしたい」
ということでした。
 
BBQ  

家族団らんをアウトドアで過ごす。そこで選ばれたのは…?

 

M様には、小学生になるお子さんがいらっしゃいます。
子どもの成長はとても早く、忙しく子育てに追われるうちに、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
一瞬一瞬が、宝物――。
だからこそ、家族で過ごす貴重な時間は、大切にしたいものです。
そんな想いでM様が選んだのが、手つかずだった南側の庭でした。

 

早速M様邸にお伺いして、具体的にお打ち合わせを進めさせていただきました。

 

お話を進める中、バーベキューをする場所は、屋内からのアクセスが良い「デッキ」に決まりました。
半屋外なので、イスやテーブルは室内から持って行けば済みますし、食材やお皿なども、家からスムーズに出し入れできます。

 

またバーベキューに限らず、友人とお茶を楽しんだり、子どもの遊び場にしたり、ちょっとした洗濯干し場にもなったり…。
澄んだ朝の光の中、家族で一緒に朝食をとるのも贅沢ですね!
オープンリビングのメリットを、たっぷり享受することができます。
 
アウトドアで朝食

 

ウッドデッキにオススメの、東南アジア原産の天然木材とは?

 

さて、プランニングはどんどん進んで行きますが、1つだけ、M様が悩まれたことがありました。
それは、「ウッドデッキの素材を天然木にするか、人工木にするか…?」でした。

 
「メンテナンスを考えると、人工木がいいのでは?」
とM様はお考えでした。

 

人工木も十分オススメですが、当社はM様に、メンテナンスが不要な木材「ウリン」という選択肢もあることを提案しました。

 
「ウリン」とはクスノキ科の常緑広葉樹で、インドネシア・マレーシア原産の超硬質木材です。
別名「アイアンウッド」という言葉どおりに非常に硬くて重い木材で、「100年腐らない」といわれるほど耐久性・耐候性に優れた素材です。
ウッドデッキには最適で、国内でも浮き桟橋、公園、遊歩道などの公共施設でも多く使われています。
また、経年によって味わい深いシルバーグレーに変化するのも、楽しみのひとつになります。
 
ウリン

ご提案後、M様に実物のサンプルをお見せしたところ、このウリン材でデッキを作ることになりました。  

 

ウリンは超硬質木材のため、加工がしにくい材料です。
通常の木材なら直接ビス止めできますが、ウリンは下穴を開けてからビス止めしなければなりません。
また木材のカットにも大変時間がかかり、かなり根気のいる作業です。
この加工の難しさが、高耐久素材たる所以なのでしょう。
(DIY派の方は、心して取り掛かりましょう!)  

 

そうこうしているうちに、難工事もようやく完成。
無事にお引き渡しすることができました。

 

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数日後、完工後の様子をお伺いした際に、M様は
「完成してすぐに、念願だったバーベキューを家族みんなで楽しみました!
 庭でのバーベキューはとても気持ちよくて、いつも顔を合わせている家族同士なのに、とても新鮮。会話も弾んで、とても楽しい時間を過ごすことができました。
 これから、家族と庭で過ごす時間を、どんどん増やしていきますよ!」
と、仰ってくださいました。

 

ご満足された様子を拝見し、施工業者として安心したのと同時に、とても嬉しく思いました。

 

 
完成してから5年後。ウッドデッキの状態は?

 

――それから5年が経ち、ウリンの色も、味わいのある渋い銀鼠色に仕上がってきました。
 
味わいの出たウリン

実はM様とはプライベートでもお付き合いさせていただいており、ウッドデッキのお話もたびたび耳にすることがありました。

 

そのたびに仰っていたのは、
「自宅にいながらアウトドアを感じることができるなんて、素敵です。
 休日の過ごし方に、楽しみが増えました!」

 

耐用年数から見ても、ウリンはまだまだ現役。
引き続きこのデッキで、家族の楽しい時間を過ごしていただければ嬉しいです。

 
 
いかがでしたでしょうか。
「外構・エクステリア工事」と聞くと、大がかりで費用もたくさん掛かるようなイメージを持たれるかもしれませんが、小さなちょっとした部分工事も、立派な工事です。

 

加東市のM様邸の場合もウッドデッキだけでしたが、これ1つだけでも、家族と過ごす時間を充実したものになりました。

 

庭には、家族を幸せにする新しい暮らし方がたくさんあります。
「庭があるけど、手を付けていない方」、ぜひ庭楽館へご相談ください!

 

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
それでは、また次回!

 

<庭楽館・担当者からのコメント>―――――
実はM様は、私の家のご近所さんで、子供の年齢も近いことから懇意にさせていただいていました。以前から「テラスを作りたいので、その時はよろしくね!」と声をかけてくださいました。ご希望されていたことが現実になり、とても喜んでいただけました。大変嬉しく思います!
(1級エクステリアプランナー 赤瀬 伸)

 

<工事内容>(写真に写っている工事部分)―――――
場所:兵庫県加東市
主な材料:ウリン(デッキ)、タカショー ポーチテラス(テラス屋根)
施工面積:約12㎡
施工費用:約75万円(材工共)